PROFILE
長崎県出身。工業高校の建築科で学びながら野球部の練習に打ち込む日々を過ごす。卒業後は、東京で大きな規模の建物づくりに携わりたいと当社に入社。1年間の研修を経て現場へ。型枠グループをまとめる職長の元で仕事をはじめ、現在は自らがリーダーとして現場のグループをまとめている。
東京朝日ビルドを選んだ理由
建設業に進むなら都会でと
地元にはない大きな規模の
建設現場にあこがれて
当社を知ったのは、高校の先生から「スーパーゼネコンの関連会社で、そこの制服を着る機会もあるぞ」という言葉でした。高卒で一流企業の仕事に関わるチャンスがあるのはいいなと興味を持ち、当社を見学。現場を見た時に「すごい規模の仕事をするんだな」と圧倒されたのをよく覚えています。「東京圏内で地元にはない大規模な現場で仕事をしたい」「でかいビルを建てたい」と思っていた自分の夢を叶えられると思って入社しました。また、上京するので、寮があったことも決め手の一つでした。
現在の仕事
コンクリートを流し込むための
型枠を建て込むグループで
現場をまとめるリーダーに
入社後、研修を経て2年目から現場に入りました。建物の基礎をつくる際にはまず、鉄筋を組み、鉄筋を囲むように型枠を建て、コンクリートを流し込んでいきます。その型枠をつくり、コンクリートが固まったら型枠を外すのが、私が所属する「型枠グループ」です。先輩職人との作業をとおして経験を積み、現在は現場での型枠工事をコントロールするのが主な仕事です。職人の方々がスムーズに作業を進められるよう段取りし、必要な材料を準備します。また、打ち合わせや、作業指示を行い、現場全体をまとめ、フォローする役割も担っています。規模が大きい現場を任せられることが多く、大現場は広さもあり忙しいですね。勤務時間中は次の日の段取りや、先々の作業計画の打ち合わせを行っていることが多いですが、時間をつくって職人と一緒に現場作業も行っています。

私の仕事のココが面白い
現場作業は
職長の段取り次第
自分の腕にかかっている
職人は、職長の指示のもと作業を進めるので、職長の段取りの良し悪しが、作業が上手くいく、いかないを決めると教わりました。現場は毎日状況が変わる「生き物」なので、誰よりも周りを見て、情報を整理して的確に作業員に指示することが必要ですし、チームが怪我をしない、円滑に作業が進むように段取りをしてあげるという意識を常に持つようにしています。
毎日の打ち合わせでは、工事の進捗状況などを確認し先の準備をするので、鉄筋グループをはじめとした他のグループや現場に関わるさまざまな職種の人たちと話をしていきます。異なる意見にも耳を傾け調整していくのは大変ですが、そうした毎日を経て、建物が完成した姿を見るといつも感動します。

東京朝日ビルドの仕事とは
話題になるような
形として残る建物を
自分の手で建てていく仕事
規模の大きな建設現場では、作業を始めてから完成するまで数年かかります。その間、大勢の人と一緒に仕事をし、さまざまな課題を乗り越えて完成させていきます。当社が関わる竹中工務店の建設現場は、その規模もさることながら、建材に新しいものを取り入れていたり、また人々が集うランドマーク的なものだったりと、ニュースやネットなどで世の中の話題にのぼるものが多くあります。そのような建物に自分が携わり、しかも建物を支える躯体を造っているということに誇りを感じます。

キャリアストーリー
自らの職長レベルを上げ
後輩を育て引き継ぎ
マネジメントに挑戦したい
職長としては若手の存在で、他のグループの職長やベテランの職人に教えてもらうことも多い状態です。現場での経験を重ね、現場に関わるすべての人が働きがいを感じることができるように、自らの職長としてのレベルを上げていきたいですね。その上で後輩達を優れた職長に育て、現場を引き継ぐことが理想です。その後は内勤として、より広い視野でプロジェクトを見ていけるようになりたいと思っています。

学生の皆さんへ
寮に仲間がいることで
仕事をがんばれるし
何より、楽しい!
長崎から上京するにあたって、仕事だけでなく私生活の不安がありましたが、新しい綺麗な寮があり安心して一歩を踏み出せました。会社の敷地内にある寮には1人ずつ個室があり、食事もでます。共有スペースがあって、みんなでそこでテレビを見たり、仕事やプライベートのことなどいろいろな話をしたり、楽しいですね。入社1年目はみんなが寮生活なので、若いメンバーも多く、わいわい、賑やかです。長崎から一緒に上京して別の企業に就職した友達からは、なかなかこちらで遊ぶ仲間もできず孤独な思いをしていることを聞くこともありましたが、当社ではそんな心配は不要です。何年も寮に住み続ける人も多いくらい良い環境で、経済的にも助かってます。
仕事もプライベートも充実した社会人生活が送れると思います。一緒にがんばりましょう。
