新しい建物をつくる
傷んだ建物を修復する
社会に貢献できる大切な仕事

#05躯体一式グループ グループリーダー

1996年 入社

ASARI KAZUHIKO浅利 和彦

躯体一式グループ グループリーダー 浅利 和彦

PROFILE

青森県出身。工業高校の建築科で学び、希望していた施工管理・現場監督の求人があった当社に入社。鉄筋、型枠など建物の土台づくりに、職人や現場監督として数多く携わる。その後、内勤となり、親会社である竹中工務店への出向も経験する。職人、内勤、施工管理を経験し、現在は躯体一式グループを率いる。

東京朝日ビルドを選んだ理由

建築のことが学べる環境と
スーパーゼネコンのグループ企業に
魅力を感じて

建設業に興味があり、将来は日本のランドマークになるような建物の建設に現場監督として携わりたいと思っていました。就職活動を進めた際に、求人票で希望の職種をあげていた当社を見つけ、入社しました。スーパーゼネコンのグループ会社であること、教育制度が充実しているところにも魅力を感じていました。

現在の仕事

多くの現場に関わってきた
経験を生かしながら
グループをマネジメント

主に、建物の土台や骨組み、つまり躯体をつくることが当社の仕事です。建物をつくる際には、鉄筋を組み、型枠を建て込み、コンクリートを流し込みます。それらの技術を生かして躯体一式グループでは建物を建てた後のメンテナンスやリニューアル工事などを手掛けることが多いですね。今も東京ドームのメンテナンスや改修工事など、数多くのランドマークな建物に関わっています。そのグループリーダーとして、プロジェクトの各担当者、管理者を統括し、受注や営業活動などを行っています。マネジメント業務では、現場の進捗や品質管理、安全の管理など細かいところまで考えなくてはなりません。現場の仕事を理解し、働く人たちの気持ちを理解する上で、これまでの現場経験が大変役に立っています。

印象に残っている仕事

深刻な被害があった
東日本大震災
鹿島スタジアムの復旧へ

2011年の東日本大震災は、私たち建設業界にとっても大きな衝撃でした。同業者は、壊滅的な被害にあった被災地でとにかく何かできることをと、現地に向かっていました。私は竹中工務店の関係で鹿島スタジアムの修復に行くことになりました。当初2週間くらいの予定でしたが、本当にひどいありさまで、結局3カ月かかりましたね。サッカースタジアムの運営側から「とにかくサッカーができるようにしたい、3カ月後にはチャリティマッチを行いたい」と切望され、なんとか期待に応えることができました。
当日の試合には私たち建設会社の者も家族で招待していただき、みんなで観戦したときには感慨深いものがありました。実際に施設を使う方々に感謝の言葉をいただき、ああ、こういう大変な災害にあった時にも自分たちの仕事は役に立つんだと強く思いました。この経験以来、困っている人を助けられる、頼ってもらえる仕事だということに誇りを持っています。

私の仕事のココが面白い

自分たちの仕事の証が街に残り
仕事の経験が知識として
培われ増えていく

自分が携わった建物が完成したときの「達成感」は、この仕事の醍醐味ですね。関わった商業施設がオープンした後、その場所に一般客として行ったのですが、「ああ、ここは頑張ったな」「こんな工事があった」と工事を行っていた当時のことを思い出しました。自分たちの仕事が街の中に残っていくんです。また、一つの案件が終わるごとに、そこで得た経験が自分の知識として蓄えられて、どんどん幅が広がっていくことを感じますね。建築に関する知識、そこで得た人脈などから、自分を成長させることができる仕事だとも思っています。

東京朝日ビルドの仕事とは

鉄筋、型枠を一気通貫で
竹中工務店のグループ会社の
強みを生かして成長

元々、親会社の竹中工務店が躯体工事を一気通貫で施工できる会社をつくろうと考えたところから当社が誕生しています。鉄筋と型枠を両方できるのはゼネコンか、小さい規模の建物を手がけるところにしかなく、当社と同規模の躯体会社では、鉄筋か型枠かどちらかを専門とする会社がほとんどです。そんな背景もあって、躯体づくりなら当社にと、親会社からの信頼も厚く、大規模な現場を任せてもらっています。また、グループとしてネットワークを持ち、多くのことを共有しています。自分が竹中工務店へ出向した経験もしかり、建設業界のDX化が進む中、良いシステムの導入や新しい工法の情報が得られるのもグループ会社ならではだと思っています。また、福利厚生や働き方なども親会社にならい、充実したものになっています。

キャリアストーリー

取締役を目指して勉強中
人を育てる会社を
つくっていきたい

当社は「ビルド学校」を持ち、すでに教育制度を整えてきていますが、会社が成長していく上で本当に必要となるのは「人」。人を育てられる会社かどうかなんです。自分のスキルも向上させながら、若手が成長していける環境を維持、向上させていきたいと考えています。資格取得の支援も行っていますし、現場での経験も大切です。お客様から「次の仕事はこういうことをお願いしたいけど?」と聞かれた際に「うちは大丈夫です。できる人材いますよ」と答えられれば、現場で働く本人たちにもいいですし、社員や会社の社会的価値の向上につながると思っています。

学生の皆さんへ

エキスパートかマネジメントか
建設業を歩む道は多様です
当社で自分の道を見つけてください

現場で働きながら身につけていくスキルは一生ものです。そのスキルを突き詰めるエキスパートの道、スキルを持ってマネジメントを行っていく道、また独立して私たちのパートナーになるなど建設業の道は多様です。いろいろな働き方がある中で、当社では基礎から技術を学ぶことができ、グループ会社である強みを生かして幅広い活躍ができます。建設業界で働くにあたって、当人がやりたいことを応援する会社ですし、人生設計しやすいと思います。若いメンバーが活躍する当社は楽しいことも多いと思います。ぜひ飛び込んでみてください。